沖縄の高校野球
沖縄高校野球応援のメイン曲「ハイサイおじさん」に対し、“酒飲みの歌は高校野球にふさわしくない”とクレームが付けられ、それ以来何試合か応援曲として使われなかったことがある。 私はこのクレームに対し、断固として反対の意を示したい。 なるほど歌詞を…
昨日(令和4年3月20日)、春季沖縄県大会の一回戦・沖縄尚学対首里の試合を観戦した。結果は既報の通り、沖尚が9-0(七回コールド)と完勝を収めた。 正直、点差ほど沖尚が圧倒した試合ではなかったように思う。首里も七回までに6安打を放ちチャンス…
【1】沖縄高校野球〇×クイズ!<PART1> <PART1答え> 【2】沖縄高校野球クイズ!<PART2> <PART2答え> 【1】沖縄高校野球〇×クイズ!<PART1> ①春夏の甲子園大会を通じて、沖縄勢で初得点を挙げたのは、首里高校である。 …
<はじめに> 1.パワー野球にどう対抗していくか 2.もう少し“力の野球”を取り入れることも必要では? <終わりに> <はじめに> 2021年の沖縄高校野球も、間もなくシーズンオフに入る。 今年は、何といっても21世紀枠で選抜出場した具志川商業の活躍が…
<はじめに> 1.過去の成功体験を引きずらない 2.情報の共有化を図る <終わりに> <はじめに> 今年(2021年)の九州大会において、残念ながら沖縄勢は2校とも敗退した。しかも率直に言って、いずれも完敗と言える内容だ。 とはいえ、私は選手達…
先月末に行われた秋季沖縄県大会準決勝・興南vs沖縄水産の一戦。結果はご周知の通り、延長十四回タイブレークの末、興南が8-7と激戦を制し、九州大会出場を決めた。 この日――私は興南の試合を見て、久しぶりに胸を打たれた。 試合は終始、沖水のペース…
<はじめに> 手放しで称えることはできない。試合は完敗だったのだから、それはかえって失礼というものだろう。 でも、けっして恥じるような試合ではない。再三のピンチを迎えても、動揺して自滅するようなことはなかった。ヒットは結果的に1安打だったが…
<はじめに> まさに文句の付けようがない快勝劇である。夏の甲子園大会に限っていえば、私が見た沖縄尚学の試合で、ダントツの出来だったと思う。 もちろん二安打完封勝利の當山渚の投球の素晴らしさは、誰もが認めるところだろう。 ただ、私がそれ以上に讃…
<はじめに> この時期、本来なら選抜大会で盛り上がっている頃なのだが、あいにくのコロナ禍により大会が中止。どうにか春季沖縄県大会は開催できたものの、球春到来の楽しみがだいぶ減ってしまった。 そこで、少しでも大会中止の埋め合わせになるように、…
先日(令和2年1月24日)、選抜高校野球出場校の発表が行われた。 残念ながら、21世紀枠候補に残っていた本部高の選出はならず。これで沖縄勢としては、5年連続の選抜出場ナシである。 それにしても、昨秋はとことんツキがなかった。普通は“運も実力…
【理由3】 (本部高野球部の公式アカウント) <はじめに> いよいよ春の選抜甲子園大会の出場校発表が、来週(令和2年1月24日)に迫った。 我が沖縄からは、本部高が21世紀枠の最終候補・9校の中に残り、出場の可能性を残している。このブログでも…
【沖縄県勢有力校・三行キャッチコピー】 <興南> <沖縄尚学> <沖縄水産> <浦添商業> <八重山商工> <美里工業> <中部商業> <糸満> <首里> <名護> <宜野座> <本部> <嘉手納> <美来工科> <那覇> <那覇商業> <北山> <豊見城…
【平成三十年間の全沖縄県代表・一行寸評】 <平成元年> <平成二年> <平成三年> <平成四年> <平成五年> <平成六年> <平成七年> <平成八年> <平成九年> <平成十年> <平成十一年> <平成十二年> <平成十三年> <平成十四年> <平成十…
1.今後の沖縄高校野球における分水嶺!? 2.発表! 2019年・沖縄高校野球“隠れた名勝負” その1:強力打線、沈黙! その2:「勇気ある戦い」が呼び込んだ“21世紀枠” その3:スーパーエースの去った名門に、新星現る! 3.面白いトピック満載だった2…
<はじめに>……「平成は沖縄高校野球“躍進の時代”」 1.殊勲賞 <その1> <その2> 2.ベストナイン(DH含む)&最優秀投手 一番<セカンド> ――頭脳明晰なリードオフマン。脅威の打率六割超! 二番<センター> ――鮮烈な選抜決勝のランニングホーム…
1.はじめに 2.過去記事から 3.終わりに 1.はじめに 先日、ある美里工業OBの方より、DMをいただいた。詳細を明かすことはできないが、当時の悔しさは今でも鮮明に覚えているとのこと。 本人の胸中は察してあまりあるが、しかし沖縄高校野球の一フ…
【目次】 1.沖尚前主将・水谷君の印象深いツイート 2.“史上最弱世代”と自覚した時から始まった、沖尚の復活劇 3.沖水と美里工の両チームは、負けの悔しさをエネルギーに変えろ! 4.沖尚は、とにかく勝ち続けること! 【関連記事一覧】 ※小説も書いて…
【目次】 <はじめに> 1.美里工業は、“1点勝負に勝ち切る力”を身に付けて欲しい 2.沖水は、実質“新興勢力”。苦しい時の“拠り所”をどう作っていくか 3.興南は、有望な一年生左腕を温存したのかもしれない…… <おわりに> 【関連記事一覧】 ※小説も書…
【目次】 0.はじめに 1.永山蒼は「ピンチの時の投球」を身に付けている 2.三者凡退のイニングに垣間見えた、沖尚ナインの“覚悟” 3.経験を力に変えてきた沖尚ナインなら、もっと強くなれるはず! 【関連記事一覧】 ※小説も書いています! <「続・プ…
【目次】 1.U18の結果は、選手達と日本野球の将来を左右するものではない 2.U18W杯出場の選手達に付きまとう「故障のリスク」 3.“勝ちたい”のなら、高野連はWBSCと交渉を! 4.U18W杯に“向いている”監督の条件とは? 5.興南の我喜屋…
【目次】 0.はじめに 1.大本命・沖縄尚学には、投手陣の制球力アップを 2.美里工業の投手陣には、ピンチの場面での「しつこさ」と「大胆さ」を 3.古豪復活を期す沖縄水産は、武器である打撃にさらなる磨きを! 4.各チームとも“センター返し”の習得…
【目次】 0.はじめに 1.“夏”に勝てない沖尚 ※スポーツナビ+時代の過去記事より 3.当時との考えの比較 4.今年のチームは、“力を磨く機会”が与えられた 【関連記事一覧】 0.はじめに 沖縄尚学が、5年ぶりに夏の甲子園大会に帰ってくる。 平成以降…
【目次】 0.はじめに 1.アウトコースに強い習志野打線 2.ポイントは“インコース” 3.高めの速球を引っ叩け! 4.沖尚が苦手とするタイプのチームではない! 【※追記】5.沖縄尚学にとって、最も嫌なパターン――技巧派・山内翔太の起用 【関連記事一…
【目次】 0.はじめに 1.夏の高校野球岩手県大会の“異常な日程” 2.興南は、宮城が「連投しても大丈夫」なように準備していた 【関連記事一覧】 0.はじめに 先に断っておくが、私は興南高校野球部の関係者ではないし、我喜屋優監督の信望者というわけ…
【目次】 0.はじめに 1.足りなかった「言葉」 2.もし自分が監督だったとしたら 3.高校球児の“主体性”と“三年間の重み”を無視すべきではない 4.どっちが良い、悪いの話ではない 5.まとめに代えて ― 大船渡高野球部に足りなかったもの ― 【関連記…
【目次】 0.はじめに 1.他にやれることがあるのでは? 2.「球数制限」に賛成できない二つの理由 ①“野球の質”の低下を招く ②高校野球は、“野球少年の集大成”である 3.各校の野球部は、“方針”を明確にすべき 4.まとめ 【関連記事一覧】 0.はじめに…
【目次】 はじめに 1.宮城大弥が“2年生”だったら…… 2.沖尚、待ち望んだ“全国レベルの投手”の登場 3.あえて沖尚の“勝因”を挙げるなら…… 4.夏の甲子園大会以降の展望 【関連記事】 www.youtube.com はじめに 壮絶な死闘だった。間違いなく、後に語り…
【目次】 はじめに 1.美里工業の“唯一の勝機” 2.やはり露呈してしまった、美里工の“勝負所での経験不足” 3.“相手と戦えるようになった”興南ナインの成長 4.興南を本気にさせた、美里工の“チカラと可能性” 【関連記事一覧】 www.youtube.com はじめに…
【目次】 はじめに 1.盤石に見える興南投手陣の“死角” 2.興南打線の“しぶといバッティング”に、美里工バッテリーは根負けせずにいられるか 3.実現した“最高のカード”
【目次】 1.昨秋の“ノーヒットノーランの衝撃”に紛れていた、両チームの課題 2.狙い球を絞った沖尚、また変化球にタイミングを狂わされた沖水 3.一気に面白くなった、沖縄“令和初の大会” 関連コラム一覧 今日(2019.7.14)の三回戦にて、第2シード・…