沖縄の高校野球
人気ブログランキング 恥じることはない。胸を張って沖縄に帰ってきて欲しい。 スコア上では0-7、完敗である。しかし終盤まで、内容では互角に渡り合えていたし、ほんの少しツキがあれば流れが変わっていたかもしれあい。幾つかミスもあったが、それを補…
人気ブログランキング まず一回戦と同様に「勇気を持って戦うこと」。さらに、この二回戦では「粘り強く戦うこと」。これら2点が、勝機を見出す大きなカギとなるだろう。 木更津総合は、やはり強敵である。 選手個々の能力では、興南を上回る。エースで4番…
[http://高校野球ランキング:title] 1年前、相手打線の迫力に怯えていた、あの頼りなげな一年生投手の姿は……もう、影さえ見られなかった。そこにあったのは、仲間のピンチに臆することなく立ち向かわんとする、紛れもない“エース”の姿だった。 あの八回表。…
人気ブログランキング もちろん勝つに越したことはない。だがそれ以上に、私が興南ナインに期待したいことは、「勇気を持って戦うこと」である。 昨夏の甲子園大会・一回戦で、興南は智弁和歌山に6-9で敗れた。三回裏に望外の6点リードを得たものの、中…
九回表二死まで、沖縄尚学は僅か3安打。それでも2-1とリードを奪っていたのは、決して偶然ではない。 良い当たりが野手の正面を突いたり好守に阻まれたりして、なかなかヒットにこそ結び付かなかったが、いつ捉え出してもおかしくないように見えた。何と…
あまり触れたくない話題だったのだが、地元ではもう無視できないほど耳にするようになってしまっている。そこで、私も沖縄高校野球ファンの一人として、率直に考えを述べることとしたい。 沖縄代表校応援の定番曲・『ハイサイおじさん』のことである。 あえ…
思わぬ形で6点リードを得てしまったことが、実は大きな誤算だったとは思う。 初回、智弁和歌山の13番の打席を見て、「十分抑えられる」と感じた。確かに振りは鋭かったが、どちらかと言うと長打狙いのスイングで、コーナーを突いたり変化球を混ぜたりして…
いきなり“大物”との対戦である。 ただプラスに捉えると、この試合に勝てば興南は化けられるはずだ。元々、現チームは春季県大会の準決勝と三位決定戦、そして九州大会で敗れて以降、成長を遂げて甲子園へ辿り着いた。まだまだ伸びシロはあると見える。 この…
やはり課題は、バッティングにある。 決勝戦では15点を奪ったものの、二回戦から準決勝までの四試合は、ヒット数がいずれも1ケタに抑えられている。 これは対戦校のバッテリーが警戒し、外角を丹念に突いたり、変化球主体の投球をしたりしてきたためと思…
【決勝戦】興南 15-1 美来工科 いやぁ、参りました……と言うほかない。 春から夏へかけて、興南がかなり戦力的に上積みされていることは理解していた。ロースコアの試合が続いてはいたものの、“ここ”という時には確実に得点する打線の集中力の高さも、感…
【第一試合】興南2-0糸満 引き締まった好ゲームだった。とはいえ要所でベストプレーをした興南と、ミスが出てしまった糸満の、小さいようで埋めがたい“差”が勝敗を分けたように思う。 最初のポイントは四回裏。一死一・三塁の場面で、糸満はスクイズを敢…
先に結論を言う。コントロール、度胸、スタミナ——この三つを備えていれば、全国レベルの好投手と見て差し支えないと思う。 極論に思われるかもしれない。投球フォーム、球威、決め球があること、体格(身長や手足の長さ)……その他の要素も、もちろん大切だ。…
【第一試合】興南糸満 準々決勝における糸満の沖尚撃破は、今大会のサプライズの一つだった。強打者揃いの相手に投手戦へと持ち込み、12とリードを許しても崩れることなく、足を絡めて2点を奪い取った。個人能力で上回るチームと対する際の、まさにお手本…
(2019年7月7日・追記) ※ この記事を書いた後も、沖縄尚学の苦難の道は続く。 同年秋の大会では優勝したものの、続く九州大会において準々決勝で敗退し翌年の選抜出場を逃す。 さらに翌2018年夏には、北山にまたも準々決勝で敗退。もはや沖尚が4強に入れ…