南風の記憶

沖縄の高校野球応援! また野球小説<「続・プレイボール」ーちばあきお原作「プレイボール」もう一つの続編」連載中。俳句関連、その他社会問題についても書いています。

裏プレバト―夏井いつき先生に言われそうなこと―<第3回>「季語が置き去りです!!(怒)」

 

※このコーナーは、私が「俳句ポスト365」及び「通販生活―よ句もわる句も―」(いずれも夏井いつき先生が選者)に投稿した俳句を紹介します。

私の(安定の)没句と(マグレの)入選句について、自分なりに考えた結果の要因を、夏井先生が“言いそうなフレーズ”に乗せ、面白おかしく書いていきます。

私と同じ俳句初心者の皆様の参考になれば(私と同じ失敗はしないように・笑)と、あえて「恥」を晒していきます(汗)。

 

兼題「枇杷の花」(俳句ポスト365)

 

枇杷の花路傍を光る缶転々」(南風の記憶)

 

結果:没<凡人45点>

 

【夏井先生に言われそうなこと】

 

※例の風流なBGMをバックに……

 

夏井先生:……あのぉ、私今まで、何度もアナタに教えたはずですケド(怒)。この句も、「季語が主役に立っていない」典型的なパターンです。

 中七と下五で「路傍を光る缶転々」なんて、カッコよく決めたおつもりでしょうが、肝心の枇杷の花」が置き去りになっています。缶が光って、転々として……あれ枇杷の花はどこに行った?って。

 思ったのですが、アナタは「取り合わせ」の型というものを勘違いなさっています。この句のように、「季語」と「別の何か」を並べれば、それが「取り合わせ」になるというわけでは、ございません!(怒×2) 二つの間に、何らかの相互作用が働き、読み手の想像を掻き立てて、初めて「取り合わせ」というのです。

 これを機に、過去の名句をたくさん読んで、自分の今まで作った句と比べて、勉強して、出直して来なさい!(怒×3)

 

ワタクシ(南風の記憶)による推敲句

枇杷の降る降る不法廃棄の山

 

夏井先生:何だ、やればできるじゃないのサ。中七にリフレインも使って、まぁ手の込んだことを(ニヤリ)。これは、できるのに、やらない……となると、また別の憤りが沸いてきますネ!(怒×4)

 

【「プレバト!!」名句コーナー】

羊群の最後はすすき持つ少年

(FUJIWARA・藤本敏史

 放映時(2016年10月27日)放送の「プレバト!!」にて、夏井先生をして“「プレバト!!」史上最高傑作の句”と絶賛された一句。助詞の「は」を使うことにより、羊の群れの奥行き、さらには群れの最後に「すすき」を持つ少年が飛び出してきた驚き、その動きまでをも読み手に想像される句となっている。

 最近のフジモンの句には、このような“言葉の細かい部分の繊細さ”にやや翳りが見られる。それが、ここ一年ばかりの停滞の原因だと思う。復活を期待したい。