南風の記憶

沖縄の高校野球応援! また野球小説<「続・プレイボール」ーちばあきお原作「プレイボール」もう一つの続編」連載中。俳句関連、その他社会問題についても書いています。

裏プレバト―夏井いつき先生に言われそうなこと―<第5回>「久しぶりに、上手くいきましたねぇ(ニヤリ)」

 

※このコーナーは、私が「俳句ポスト365」及び「通販生活―よ句もわる句も―」(いずれも夏井いつき先生が選者)に投稿した俳句を紹介します。

私の(安定の)没句と(マグレの)入選句について、自分なりに考えた結果の要因を、夏井先生が“言いそうなフレーズ”に乗せ、面白おかしく書いていきます。

私と同じ俳句初心者の皆様の参考になれば(私と同じ失敗はしないように・笑)と、あえて「恥」を晒していきます(汗)。

 

兼題「うらうら」(俳句ポスト365)

 

うらうらに「劇物」ラベル瓶の列(南風の記憶)

 

結果:「人」選<才能アリ70点>

 

※例の風流なBGMをバックに……

 

夏井先生:久しぶりに、上手くいきましたねぇ(ニヤリ)。

 一応説明しますと、「うらうら」というのは“日の光がのどかで明るいさま”という意味になります。

 この句は、上五と中七・上五のギャップが、読み手をはっとさせます。日の光がのどかだぁ、気持ちいいなぁ……と思っていたら、何とそこに「劇物」のラベルを貼られた瓶があった。それも一本だけでなく、列となるほどたくさんあった。せっかくいい気分だったところに、まるで冷水を浴びせられたかのように、ぎょっとするわけです。その落差が、なお一層、季語「うらうら」を強く印象付ける効果となっています。

 それにしても、「取り合わせ」に季語と“真反対”のモノを持ってくるというのは、アナタなりに考えたようですネ。これも、季語を引き立てる、主役として描くための、一つの方法です。まぁ……まだ偶然かな?という疑念が、ないわけではないのですが、今回はひとまず、褒めましょう(ニッコリ)。

 

【「プレバト!!」名句コーナー】

皹(あかぎれ)に窓の結露を吸わせけり

千原兄弟千原ジュニア

 まだ記憶に新しい、「プレバト!!」<冬麗戦>(2019.1.3放送)にて、特待生ながら並み居る名人達を抑え第2位にランクした、千原ジュニアの一句。

 個人的に、最近の「プレバト!!」で最も衝撃を受けた。これは……普通の句会に出したとしても、評価されるレベルの句ではないだろうか。夏井先生も賞賛していたが、あえて皹が「痛い」などと書かず、“結露に吸わせる”という描写のみで表現する。まさに「俳人の視点であり語り口」。これぞ「ザ・俳句」という句だと思う。

 このところ、俳句のレベルが急上昇してきた感のある千原ジュニア。今年の「プレバト!!」は、ひょっとしたら“彼の一年”となるかもしれない。