南風の記憶

沖縄の高校野球応援! また野球小説<「続・プレイボール」ーちばあきお原作「プレイボール」もう一つの続編」連載中。俳句関連、その他社会問題についても書いています。

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

風は凪いでいる——鹿島アントラーズ、優勝へ王手を掛けてラスト一試合へ……

33試合を終えて、23勝8敗2分の勝ち点71。まだ何も手にしていないのだが、今のうちにこれだけは言っておきたい。 鹿島アントラーズは、昨シーズンよりも強くなった。 昨シーズン終了後、鹿島の鈴木満強化部長はこのように述べていた——「(来年は)力…

鹿島アントラーズーーいわゆる”伝統の勝負強さ”の正体とは何か?

九月半ば過ぎ——鹿島アントラーズは、大岩剛新監督の下で快進撃を続けていた。 とりわけアルビレックス新潟戦(4-2)とガンバ大阪戦(2-1)の逆転勝ちは鮮烈で、一部メディアには『鹿島が“伝統の勝負強さ”発揮』というふうに書き立てていた。そのガンバ…

気迫も知性も感じられないチームに失望——日本1-3ブラジル【雑感】

——後半は勇気づけられた。後半だけを見れば我々が勝っていた。そう考えなければいけない。 このハリルホジッチ監督のコメントが、完敗に打ちひしがれているであろう選手達の、メンタル面を考慮してのものであることを祈る。もし本気で思っているのだとしたら…

頂点へのラスト・スパート——This is KASHIMA.(ディス・イズ・鹿島)」 鹿島アントラーズ1-0浦和レッズ<戦評>

前半こそ押し気味だったが、後半に入ると中盤にスペースが生じ、ややオープンな展開へと変わる。中盤でボールを失うと、ラファエル・シウバらに自陣近くまで運ばれ、縦への突破を許し何度かあわやというシーンも作られてしまう。一方、攻撃ではなかなか前線…