南風の記憶

沖縄の高校野球応援! また野球小説<「続・プレイボール」ーちばあきお原作「プレイボール」もう一つの続編」連載中。俳句関連、その他社会問題についても書いています。

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「重い」勝ち点3、消えた“緩み”——コンサドーレ札幌1-2鹿島アントラーズ<戦評>

コーナーキックのこぼれ球が、交代で投入されたばかりだった兵藤慎剛の前で弾む。ダイレクトで蹴り返すと、ボールはゴールポストに当たり、そのままネットを揺らす。 相手のコンサドーレ札幌からすれば、ラッキーパンチが当たったような感覚だろうか。鹿島に…

敵は川崎フロンターレではない——鹿島アントラーズ、ラスト4試合へ

天皇杯のヴィッセル神戸戦も含むここ数試合の“停滞”は、個人的にはさほど驚くことではなかった。連勝中だったアルビレックス新潟戦やガンバ大阪戦の辺りから、チームとしての調子は明らかに下降気味であるように感じていたからだ。 好調時と比べて、何が違っ…

分が悪い——横浜Fマリノス3-2鹿島アントラーズ【雑感】

もし鹿島アントラーズが優勝を逃したとすれば、そのターニングポイントとなる節と言われることになるだろう。 順位が確定するまで、途中の勝ち点差は関係ない。頼むから「独走態勢」などと言わないで欲しい——鳥栖戦で敗れた後のエントリーで、私はこのように…

残り五試合、あと4つ——鹿島アントラーズ2-0サンフレッチェ広島【雑感】

久々に“らしい”勝ち方ができた。得意の速攻から、前後半の終盤にそれぞれ1点ずつを奪い、2-0。 試合開始直後こそ鹿島アントラーズが押し気味だったが、そこから劣勢に回る時間帯が続き、なかなかチャンスに結び付けることができない。逆に相手の速攻と素…

<秋季沖縄県大会・決勝>沖縄尚学4-1興南【戦評】

九回表二死まで、沖縄尚学は僅か3安打。それでも2-1とリードを奪っていたのは、決して偶然ではない。 良い当たりが野手の正面を突いたり好守に阻まれたりして、なかなかヒットにこそ結び付かなかったが、いつ捉え出してもおかしくないように見えた。何と…