南風の記憶

野球小説<「続・プレイボール」ーちばあきお原作「プレイボール」もう一つの続編」連載中。俳句関連、その他社会問題についても書いています。(はてブよろしくお願いします!)

【野球小説】続・プレイボール<外伝「たった一度のファインプレーの巻」>――ちばあきお『プレイボール』続編(※読み切り)

 

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【目次】

  

 外伝 たった一度のファインプレーの巻

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1.外野ノック

 

 五月下旬。東京は、五日ぶりの晴天である。

「よし、つぎは外野だ。いくぞレフト!」

「オウヨッ」

 墨谷高校。ユニフォーム姿の野球部員達が、グラウンド狭しと走り回る。ノックの打球や送球のボールが、次々に飛び交う。

「ナイスプレーよセンター」

 ノッカーを務めるのは、墨高野球部キャプテン・谷口タカオだ。傍らに正捕手の倉橋豊も、プロテクターを装着し控える。

「つぎ、ライト!」

「……は、はい」

 おっかなびっくりに返事したのは、控えの二年生外野手・半田である。周囲をきょろきょろと見回し、明らかに落ち着かない様子だ。

 谷口は倉橋と一瞬目を見合わせたが、すぐにノックバットを振るう。

「へいっ」

 掛け声と同時に、ライトへ飛球を打ち放つ。

「え、ええと……バックか」

 打球判断を迷ううちに、スタートが遅れた。右斜め後方へダッシュする半田。左手のグラブを精一杯伸ばす。しかしその数メートル先に、打球はバウンドしてしまう。

「ばかっ、判断おせーよ」

 倉橋がホームベース手前で怒鳴る。二塁手の丸井が「あーもう」と呆れながら、中継に走った。その間、遊撃手のイガラシが二塁ベースカバーに入る。

「……くっ」

 ようやく打球を拾った半田は、慌てて中継へ投げ返す。山なりのボール。それを受けた丸井は、矢のような送球を二塁ベース上へ投じた。イガラシが捕球と同時に、ベースタッチの動きをする。

「なにやってんだよ半田!」

 腰に手を当て、丸井が青筋を立てる。

「スタートが遅れなきゃ、十分間に合った打球だろう。レギュラーを外れたからって、気が抜けたんじゃあるまい」

 まったくだぜ、と倉橋も同調した。

「これじゃ控えもつとまらねーぞ」

「す、すみません」

 肩をすくめ、半田は小さな声で返事した。

「……あっ」

 その時、ふとイガラシと目が合う。何か苦言を述べたいのかと、半田は身構える。しかし当人はほとんど無表情のまま、踵を返しポジションへと戻っていく。

「……イガラシくん、怒っちゃったのかな」

 胸の内につぶやく。この一学年下の少年に、半田は畏怖にも近い感情を抱いていた。逸材揃いと言われる今年の新入部員の中にあっても、素質は抜きんでている。それでいて練習量は人一倍だ。

 つまり、ほとんど非の打ちようのない男である。強いて欠点を挙げるとすれば、上級生にもズケズケと発言することと、あまりにも妥協を知らないという点か。

「こら半田。なにボーッとしてるんだ」

 前方で、谷口が一喝する。

「ほれ、つぎいくぞ」

「は、はいっ」

 半田は慌ててライト定位置に戻り、打球に備えた。

「……さ、さあこい!」

 

 

2.イガラシの助言

 

 夜七時。全体練習は終わったが、すぐに帰ろうとする者はいない。

 夏の大会まで二ヶ月弱。チームは今、レギュラー争いの真っ只中だ。誰もが素振りやトスバッティング、走り込みと、それぞれの個人練習を始める。

「ええと、包帯の在庫は……」

 野球部部室にて、半田は薬箱の中身をチェックしていた。マネージャーも兼ねている彼の欠かせない日課である。

「よし足りてる。このところみんな上達してるせいか、以前と比べケガが減ってる。買い足しは来週でいいかな」

 その時だった。ふいに背後から「あの」と声を掛けられる。

「え……わあっ」

 振り向いて、思わず声を上げてしまう。なんとイガラシが立っていた。

「あ、すみません。驚かせちゃって」

 後輩は苦笑いして、頬をポリポリと掻く。

「ううん。ど、どうしたの?」

「スコアブック貸してもらえませんか? こないだの練習試合のを見たくて」

「こないだのって……ああ、左投げのすごく速いエースのいた」

 ええ、とイガラシはうなずく。

「自分のバッティングが、どうもしっくりこなかったので」

「し、しっくりこなかった? あれでかい?」

 半田は思わず、目を丸くした。

「あの試合、きみは四安打してたじゃないか。ほかの人達は……上位打線でさえ、けっこう苦労してたのに」

「たまたまです。飛んだところに、野手がいなかっただけで……あった」

 スコアブックの目当ての頁をめくり、後輩は手を止めた。

「……む。やはりスローカーブを見せられた後の、高めの速球だな。あれを合わせにいくのじゃなく、振り抜けるようにならなきゃ」

 半田は「なるほど」と、胸の内につぶやく。

「これじゃレギュラー確実なんて言われるわけだ」

 頁を閉じて、ふとイガラシはこちらに目を向ける。

「前から思ってたんスけど。半田さんて……」

「えっ」

 ぎくっとした。さっきのお粗末なプレーを指摘されるのかと、一瞬身構えてしまう。

「ほんと野球好きですよね」

 そう言って、後輩は一つ吐息をつく。

「ああ……そ、そうかな」

「ええ。みんなが面倒くさがるような道具の手入れを、毎日ていねいにやってますし。このスコアブックにしても、ほんとうに細かく書いてますし」

「お、おかしいかい?」

「いえ。ただ半田さん、お世辞にも野球の方の実力は……あっ」

 こう言いかけて、イガラシは口をつぐむ。

「すみません」

「ハハ、いいよ。実際そのとおりだから」

 腹は立たない。これぐらいはっきり言われると、むしろ清々しいほどだ。

「イガラシくんは、すごいよね。才能あるもの」

 半田の言葉に、イガラシはきょとんとした目になる。

「才能ですか? そんなこと、自分じゃ思ったことないですね」

 照れ隠しなのかと思ったが、相手は真剣な面持ちだ。

「え……だって、あんなにうまいのに」

「まあ。そりゃ長いこと野球やってるので、人よりは多少できるかなと思いますけど」

 イガラシは淡々と答える。

「でもおれ、この中の誰よりも練習してるので。それでちょっと野球がうまいからって、才能があるとは言わないんじゃありませんか」

 もう一度、半田は「なるほど」と合点した。誰よりも努力を重ねているという自負、それがこの男を支えているのだと。才能などという曖昧な言葉を使ったことを、少し恥じる。

「……まあでも」

 ふとイガラシが、口元に笑みを浮かべた。

「おれがそういうことをできるのは、ちと人より野球ができるからなんスよ。そうじゃないのに、あれだけチームの仕事をやれるのは、単純にすごいって思いますけど」

「……あ、ありがとう」

 顔が少し火照ってくる。自分が敵わないと思っている相手に、まさか認めてもられるとは思わなかった。

「い、いえ……こっちこそ」

 イガラシは苦笑いした。

「つい生意気言いました」

「……ううん。でも」

 ずっと胸の奥にしまっていた本音が、思わず口をついて出る。

「ファインプレー」

「えっ?」

「きみには笑われちゃうだろうけど、ぼく……凡フライをとれるようになるのも、一苦労だったから」

 相手は無言のまま、微かにうなずく。

「だから……ぼくも一度くらい、ヒット性の当たりをとってみたいなって」

 笑われると思ったが、イガラシは真顔を崩さない。しばし何かを思案するように見えたが、やがて口を開く。

「音ですね」

「……お、音かい?」

 予想外の一言に、つい相手の言葉を反すうしてしまう。

「半田さんは打球をじっくり見ようとしすぎて、スタートが遅れてしまうんスよ」

「う、うん。でも打球を見なきゃ、とれないだろう」

「基本はそうなんスけど、半田さんは見すぎてます。だったらいっそ、打球方向だけ見ることにして、あとは音をたよりに走る。そうすりゃ、今よりはずっと反応が速くなりますよ」

「む、無理だよそんなの」

 半田は大きくかぶりを振った。

「ちゃんと見てても、打球を追っているうちに見失っちゃうこともあるのに」

「どうしてです?」

 不思議そうに、イガラシは言った。

「半田さん……あれだけ細やかなデータ分析は得意なのに、それを自分のプレーには生かそうとしないスよね」

 あっ、と半田は目を見開く。

「半田さんなら、音のちがいで打球がどこまで飛ぶかなんて、やろうと思えば計算できるんじゃありませんか。もっと自分の強みを信じりゃいいのに」

 束の間の沈黙。部室の窓より、初夏の風が緩やかに流れ込んでくる。

 

 

 一人部室を出て、イガラシは「ふう……」と溜息をつく。

「どしたいイガラシ」

 そこに中学からの先輩丸井が、声を掛けてきた。

「ため息なんかついて。なにか、悩みごとか?」

「まさか。ついさっき、半田さんと話してたんスよ」

 渋い顔で、イガラシは言った。

「あの人と話すと……おれ、なんか緊張しちゃって」

「お、おまえが緊張?」

 丸井は大仰な声を発した。

「半田に? それこそ、まさかだぜ」

「し、しかたないでしょう」

 珍しく、イガラシが頬を赤らめる。

「半田さんてなに考えてるのか、よく分からないトコありますし」

「む、そうか?」

「ええ。しかも自分が試合に出られないってのに、ああして一人で裏方の仕事をこなすなんて、おれにはとてもできないなと思って」

 そう言って、ふいに後輩はにやっとした。

「考えてることが分かりやすい人なら、ラクなんですけどね」

 丸井は「なにっ」と、分かりやすく青筋を立てる。

「てめ俺っちのこと、単純人間だと言いてえのか」

「まあまあ。つまり裏表のない人ってことですし、いいじゃないスか」

「またそーやってごまかしやがる。どう見ても、そんなニュアンスじゃなかったろう」

 ムキになる先輩をいなしつつ、イガラシは「そういや……」と胸の内につぶやく。

「半田さん、まえにどこかで会った気がするんだよな。はて……いつだったか」

 

 

 またとある日の夕方、墨谷高校。

「さあ、いくぞ」

「よしきたっ」

 今日も白球と野球部員達の声が、グラウンドを力強く飛び交う。

「……ようし。つぎ、ライト!」

 ノッカーを務める谷口が、掛け声と同時にバットを振るう。カキッという打球音。

 まず一年生の久保が、左中間への飛球を斜めに走りながら捕球した。そして、すかさず中継の二塁手丸井へ投げ返す。無駄のない動きである。

「もういっちょ!」

 今度は速いゴロを放つ。久保は鋭くダッシュし、シングルハンドで打球を捕ると、そのままバックホームした。ワンバウンドのストライク返球が、正捕手倉橋のミットに収まる。

「ほう。やはり久保は、ソツなくこなすな」

 倉橋は目を細めて言った。

「さすが昨年の中学選手権を獲った、墨二のレギュラーなだけある」

 む、と谷口もうなずく。

「バッティングもいいし。彼なら十分、外野のレギュラーとしてやっていけそうだ」

 さらに数球を打った後、谷口はもう一人の右翼手へ声を掛ける。

「つぎ、半田いくぞ!」

 半田が「おうよっ」と返答した。いつになく声に力がある。

 ボールを左手で浮かせ、谷口はバットを振るう。その瞬間、半田は打球も見ずに、右斜め後方へ走り出した。

「ばかっ。なにやってんだ」

 倉橋が怒鳴る。こちらに振り向いた半田の数メートル前に、ボールは落ちた。周囲も「あーあー」と溜息を漏らす。

 しかし谷口は、へえ……とひそかにつぶやいた。

「まったく、打球も見ねえで」

 傍らで呆れる正捕手を、キャプテンは「まて倉橋」と制す。

「たしかに飛距離は読めなかったが、打球の方向は合ってるぞ」

「えっ、ああ。けど凡フライだぞ」

「む。しかし……いつも一歩目で遅れる半田が、あんなに迷いなくスタートを切れたのは、初めてじゃないか」

 あっ、と倉橋は目を丸くする。

「そういやあ……」

「半田なりに考えがあるんだろう。まず彼の思うように、やらせてみようじゃないか」

「分かった」

 それから数球、谷口はフライを前へ後ろへと打ち返した。

 相変わらず、なかなか捕れない。しかしボールへの距離は、続けるごとに確実に縮まっていく。そして……

「もういっちょ!」

 カキッ。外野手にとって特に難しいと言われる、正面後方へのライナーが飛んだ。

 半田は背を向けるや否や、ダッシュした。十数メートル走ったところで、くるっとこちらに向き直った。そして頭上にグラブを掲げる。

 ボールは、半田のグラブに収まった。

「おおっ。ナイスプレーよ半田」

 倉橋が目を丸くして、半田を讃える。

「あのコース、今まではとれなかったのに」

 うむ、と谷口はうなずいた。

「半田じゃなくても難しい打球だ。しかしよく思いついたものだ、音で飛距離がどれくらいか測ろうとするとは」

「なるほど、音ね」

 さしもの倉橋も、感嘆の声を発した。

「それで打球は見ずに、走り出してたのか。考えてみりゃ、細かくデータを分析するのは、あいつのオハコだからな。自分に合ったやり方を見つけ出したのか」

 その時、一人が「ナイスキャッチ!」と叫んだ。

「だいぶ合ってきたじゃないスか。その調子です」

 なんとイガラシである。谷口は思わず、倉橋と目を見合わせる。

「ひょっとして、イガラシの入れ知恵なのかも」

「そのようだな」

 何だか可笑しくて、二人とも笑いがこぼれる。

 

 

3.ファインプレー!

 

 それから約一ヶ月後。墨高は夏の大会前の、最後の練習試合に臨んでいた。

 相手は春の甲子園に出場した千葉県の強豪校だが、なんと八回を終えて、墨高は四対二とリードを奪う。

 最終回のマウンドには、一年生の井口が上がる。そしてライトには、この回から守備につく半田の姿もあった。

 

 

 駒沢球場。よく整備された外野の土を踏みしめながら、半田は「さあこい!」と掛け声を発した。おうよっ、とすぐに周囲のナインが応える。

「試合に出られるのは、当分ないんだろうな」

 こっそりつぶやいていた。ふと感傷が、込み上げてくる。

「でもいいんだ。うまくなくても、こうして野球をしていられる」

 ぼくは、と半田は声に出してみた。

「野球が……ぼくは、野球が好きなんだ」

 感傷に浸っていられる時間は、しかしそう長くはなかった。

 井口は簡単に二死を奪ったものの、そこから連打と四球で満塁のピンチを招く。さらに打順は中軸へと回る。

「タマが高いぞ井口!」

 キャッチャー倉橋が、険しい声を発した。

「ツーアウトだ。内野、近いところで」

 キャプテン谷口も、周囲に確認の言葉を掛ける。さっきまで静かだったグラウンドが、俄かに騒がしくなる。

 眼前の光景に、半田はポツリと言った。

「……飛んでこないかな」

 いつもおっかなびっくり守っていた彼に、初めて芽生えた気持ちだった。

 マウンド上で、井口がセットポジションに着く。左打席の三番打者が、やや短めにバットを構える。アンパイアが「プレイ!」とコールした。

 直後、小気味よい音が響く。

「ライト!」

 ライナー性の打球が、右中間を襲う。半田は迷わず走り出していた。味方ナイン達の声が、どこか遠くに聴こえる。

「この音は……深く、もっと深く……いまだっ」

 次の瞬間、半田は右足で土を蹴り、ジャンプした。体が一本の矢のようになる。

 パシッ。グラブの先にボールが収まった感触があった。そのまま顔と上半身が、土の上に叩き付けられる。

 一塁塁審が駆け寄ってくる。痛みをこらえながら、ぐいっと左手のグラブを掲げた。

「あ、アウト! ゲームセット」

 大観衆の声が聴こえた気がした。少しはにかんで、半田は立ち上がる。

 試合後の挨拶を済ませ、墨高ナインは一旦ベンチに帰る。ピンチを救った半田を、チームメイト達はいささか手荒く讃えた。

「まさか半田に助けられるとは!」

 丸井がからかうように言って、軽く背中を小突く。

「打たれた瞬間、逆転は覚悟したんだが。やるじゃねえか」

 興奮気味に言ったのは、横井である。

「……あ、ありがとうございます」

 顔を真っ赤にして、半田は応えた。

「うれしいです。ぼく、最後の試合で……いいプレーができて。一度くらいファインプレーがしてみたいって、ずっと思ってたので」

 少し目元を潤ませる。その時「こら半田」と、叱責の声が飛んだ。

「だれが最後の試合だって?」

「きゃ、キャプテン……」

 やはり谷口だ。腰に両手を当て、こちらを睨み付ける。

「なにをカン違いしてるのか知らないが。おれはおまえを、試合に出さないと決めたおぼえはないぞ」

「えっ」

「やろうと思えば、あれだけのプレーができるんだ。いつ出番がきてもいいように、帰ったらまたしっかり練習するんだ。いいなっ」

 キャプテンは小さく右拳を突き上げる。

「は、はい!」

 返事した半田の背中を、ポンと叩く者がいた。

「……い、イガラシくん」

 後輩がいつもの仏頂面で、そこに立っている

「悪くなかったスけど、もっと一直線に走らないと」

「あ……う、うん」

「キャプテンの言うように、これはもう練習するしかないス。ぼくも後で手伝いますよ」

「そ、それはドウモ」

 半田は苦笑いして、ところで……と切り出す。

「なにか?」

「まえから思ってたんだけど、ぼく達……どこかで会ったことない」

 えっ、とイガラシが目を見開く。

「そ……そうでしたっけ」

「なんだ、知り合いだったのか」

 谷口が一転して、穏やかな声で言った。

「そうなら言ってくれればいいものを」

「お、おぼえてないですよ」

 声が上ずる。いつも冷静なイガラシが、珍しく動揺した顔だ。

「思い出さない方がいいスよ」

 ベンチ奥より、幼馴染の井口が口を挟む。

「昔のイガラシなんて、今より口も悪くてけんかっ早くて、ほんと嫌なやつでしたから」

「てめーに言われたかねえよ! 小学校で先生をなぐって、停学くらったヤロウが」

「フン、ほんとのことだろーが」

 まるで兄弟喧嘩のような言い争いを始めた二人を、周囲はポカンと見つめる。

 どこかで油蝉が鳴いていた。真昼の日差しが、なぜか柔らかく感じる。本格的な夏の到来は、しかしすぐそこに迫っていた。

 

<完>

 

 

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